子供→大人まで使える 5.2畳 子供部屋（男子）｜部屋まるごとインテリアコーディネート例 vol.15

インテリアレシピ｜子供→大人まで使える子供部屋

子供部屋は、幼少期、児童期、思春期以降とお子様の成長により、使い方が変わる場所です。

幼少期 ～思春期以降も使える長い期間を想定して、部屋をつくる場合と、

幼少期、児童期、思春期、思春期以降と時期を限定してつくる場合では、つくり方が全く違ってきます。

今回は、お子様の成長過程のどの時期でも楽しく過ごせる部屋づくりを考えていきます。

そんな方にむけて

このブログでは、『3Dシミュレーション』を使って、『 インテリアレシピ 』をご提案、解説します！

最後までご覧いただければ、

『 子供→大人まで使える子供部屋（男子） 』の 『レシピ（材料やつくり方）』を手にいれられます！

3Dシミュレーションで、『 5.2畳 子供→大人まで使える子供部屋（男子）』を部屋まるごとコーディネート！

手順①　インテリアのテーマやスタイルを決める→カジュアルスタイル

部屋をコーディネートしていく上で、

まず、最初に「インテリア」の『テーマ』や『スタイル』を決めることは、最重要ポイントです！

『テーマ』や『スタイル』は、ゴール地点を決めること

インテリアテーマ：『 成長過程のどの時期も楽しく過ごせる男子の子供部屋 』

インテリアスタイル：使えば使うほど愛着がわく『カジュアルスタイル』

コーディネートをシミュレーションしていきましょう！

手順②　家具の配置（レイアウト）を決める

子供部屋を、▼のように設定しました。

子供部屋は、4.5畳～6畳くらいでプランされることが多いと思いますが、

部屋自体の広さは5.2畳で、クローゼットを含むと、6畳のプランとしてみました。

クローゼットは１間サイズとしたので、収納力はあるプランです。

この間取りで、遊びスペースも確保できるよう、家具配置を ▼のように設定してみました。

シミュレーション家具サイズ　ベッド：シングルサイズ　約100cm×200cm　学習机：幅1.5m×奥行60cm

子供部屋には、勉強机や、ベッドなど、大きな家具類が入ります。

これらをどのように配置するかによって、使いやすい部屋になるかどうか、大きく違いが出てくるので、

コーディネートを始める前に、家具のサイズ、家具の配置を決めておくことをおすすめします。

この間取りを、天井の高さは、2.4m（戸建住宅　個室の一般的な高さ）で設定して

立体にすると・・・

インテリア要素が何も入っていない状態です。

手順③　床・建具（ドア・窓枠）・幅木

床、建具類をセレクトしました。

床：ウォールナット色のフローリング

建具（ドア・窓枠）・幅木：木目調ホワイト色

廻り縁：なし

手順④　ニッチ

壁に、オモチャやコレクションなどを展示できるニッチ棚をつくりました。

ニッチサイズ：幅 1.5m×高さ 15cm

ニッチカウンター：木目柄ホワイト色

『 遊びゴコロ♪ 』ポイントです。

手順⑤　壁・天井

さて、「壁」です！

幼少期から大人になっても、「 男子ゴコロ 」をくすぐる、楽しいクロスを選んでみました♪

アクセントクロス①：趣味の世界をグラフィカルに表現したメタリック調壁紙

パールで描かれたスポーティなコラージュ柄　さりげなくワイルドな壁紙です♪

アクセントクロス②：古木調壁紙

古木に残る釘跡まで表現しているアンティークな木目調壁紙　「秘密基地らしさ」が演出されます♪

アクセントクロス③　ニッチ正面：ネイビー色クロス

ベースクロスは、アクセントクロスを引き立てるクロスで

天井クロス＋アクセントクロス以外のベースクロス：塗り壁調クロス

をセレクトしました。

シミュレーションに入れてみましょう。

手順⑥　照明

照明器具を検討していきましょう。

主照明：シーリングライト

部屋の広さにあわせて、しっかり明るさを確保できるシーリングライトを選びます。

子供部屋は、勉強をしたり、遊んだり、休んだりと

多目的に使う部屋なので、勉強の時は白い昼光色に、気分を変えてゆっくりしたいときは電球色に、

というように照明の光の色をリモコンで変えられる調色タイプをおススメします。

手順⑦　カーテン

カーテンを入れてみましょう！

空間を引き締めながら、メンズっぽさを感じられる、ネイビーカラーの生地をセレクトしました。

シミュレーションを見てみましょう。

手順⑦　家具（ベッド・机）

計画通りに、ベッド、机を配置してみます。

手順⑧　ラグ・小物

いよいよ、コーディネートも大詰め！

ラグや小物、趣味で使うものなど、中高生以降の時期をシミュレーションしてみましょう。

子供部屋インテリアをコーディネートするポイント

大人になっても使える子供部屋

子供部屋を、幼少期にあわせて子供らしくすると、年頃になったときに、違和感が出てきたり、

お子様が嫌がることも考えられます。

お子様の成長過程にあわせて、インテリアも成長させていくことができれば理想的ですが

なかなか、現実的にはむずかしいところがありますよね。

小さなころには、少し背伸びをするようなコーディネートでも、

いつの時期も男子が好きな素材（メタリック、ウッディなど）をインテリアに取り入れると

それだけで、子供っぽさを感じない、おしゃれな子供部屋になるでしょう。

まとめ

「大人になっても使える子供部屋 」 のインテリアコーディネートの一例を、

3Dシミュレーションを使って、材料やつくり方の参考レシピをご紹介しました。

この記事が、みなさまの部屋づくりのどこか参考になりましたら幸いです。

※　記事中にご紹介しました内装材やインテリア商品は、パソコン等のモニターによって

色味が実際の商品と異なる場合がございます。

ご検討される際には、カットサンプルや見本帳などで、色や質感の「現物確認」をおすすめします。