JINデザイン 「壁が呼吸する、少し広めの3畳洗面室」のインテリアレシピを
7枚のシミュレーション画像を使って、ご紹介します！
インテリアレシピ｜3畳洗面室
調湿、脱臭機能を備えたエコカラットを壁全面につかって、空気がきれいで気持ちがいい空間へ
適所適量の収納スペースも備えた、ナチュラルモダンスタイルのおしゃれな洗面室を目指しました
- 『3畳洗面室のトータルコーディネート過程』を『3Dシミュレーション画像』で解説
- このプランで採用した材料や、商品の紹介
- 洗面室をつくるポイント（材料）
洗面室は、 手洗い、洗面、入浴時の着替え、洗濯まで、スムーズに動ける広さもほしい場所。
また限られた空間の中で、タオルや歯ブラシ、化粧品、洗剤にパジャマなど、収納する種類や数も多い場所。
適所に、適量を収納できる工夫が必要です。
その上、湿気がこもりやすい場所でもあるので、湿気対策を考えることも大切なポイントです。
- 『洗面室の広さ』ってどれくらいあればいい？
- 『洗面室』におすすめの『壁材』は？
- 『洗面室』のインテリアコーディネート例を見てみたい！
そんな方にむけて
このブログでは、『3Dシミュレーション』を使って、『 インテリアレシピ 』をご提案、解説します！
最後までご覧いただければ、
🖋この記事を書いた人
JINデザイン
2022年現在
業歴16年のインテリアコーディネーター
資格 ・２級建築士
・ インテリアコーディネーター
・ AFT色彩検定2級
住宅、店舗のインテリアプロデュースをしています
3Dシミュレーションで、『少し広めの3畳洗面室』を部屋まるごとコーディネート！
手順① インテリアのテーマやスタイルを決める→ナチュラルモダンスタイル
部屋をコーディネートしていく上で、
まず、最初に「インテリア」の『テーマ』や『スタイル』を決めることは、最重要ポイントです！
コーディネートをシミュレーションしていきましょう！
手順② 洗面室の広さを決める
洗面室を、浴室に隣接する▼のように設定しました（3畳サイズ）
この間取りを、天井の高さは、2.4m（戸建住宅 洗面室の一般的な高さ）で設定して
立体にすると・・・
インテリア要素が何も入っていない状態です。
3畳の広さをとれると、収納スペースもある、ゆったりとした洗面室ができます。
手順③ 収納棚
タオル、生活用品などを収納できる棚をつくります。
棚は、位置を自由に変更でき、棚板を増やすこともできる可動棚がおすすめです。
最下段は、着替えなど衣類を置ける棚に。
洗濯機の上部に、洗剤などをおける棚も設置しました。
棚：ナチュラルカラー
JINデザイン置く物を考えて、棚の奥行を変えることもおすすめです。
手順④ 建具・幅木
建具はドアや、床と壁の境目の幅木（はばき）のカラーは、
入り口ドア：「 木目調ホワイト 」
幅木：「木目調ホワイト」
で、コーディネートしました。
手順⑤ 壁
浴室と隣接している洗面室は、お風呂からの湯気などにより、湿気が高くなる場所。
そこで、調湿作用をもつ壁材「エコカラットプラス」をおススメします。
心地いい湿度に調湿、気になるにおいを脱臭し、水拭きで簡単にお手入れすることもできます。
（メーカーであるLIXILは、部屋の調湿効果を発揮する目安として、
その部屋の床面積の1/4以上の壁面積に、施工いただくことをおすすめしています）
エコカラットプラスの中から、 美しく洗練されたデザインをチョイスしてみました。
エコカラットプラス：グランクォーツ（クォーツサイト（砂岩が固まった天然石）の石模様を活かしたデザイン）
エコカラットプラス： グランクォーツ ECP-630/GRQ2 (ベージュ）
シミュレーションに入れてみましょう。
JINデザインエコカラットは、上質なデザインが豊富にラインナップしています。
私もこれまで、たくさんエコカラットを導入させていただきましたが
デザイン性、機能性に優れた壁材で、
完成を見るたび、毎回おすすめしてよかったと思います。
棚用の壁：クロス仕上げ サンゲツ SP2838（カタログ：2021-2023 SP）
手順⑥ 床・天井
床材は、水回り定番のクッションフロアから。
掃除のしやすさを考えて、目地なしタイプからセレクトしました。
クッションフロア： サンゲツ HM10111 ネロマルキーナ（黒大理石柄） 目地なし
天井材：湿気に強いメラミン不燃化粧板セラールの無地ホワイト色の中からセレクト
シミュレーションに入れてみましょう。
手順⑦ 機器
洗面化粧台は、インテリア性の高いベッセルタイプをセレクトしました。
LIXIL ルミシス ベッセルタイプ W1200mm セミオープンセットフルスライドタイプ
扉カラー：ネオグロスホワイト カウンターカラー：クリエモカ
ミラー：収納付1面鏡
洗濯機も入れて、シミュレーションします。
手順⑧ 完成
生活用品もセットして、完成です。
洗面室をつくるポイント（材料）
長く、毎日気持ちよく洗面室をつかっていただくために
おしゃれと調湿効果などの機能性が両立する材料
から、選んでいただくことをおすすめします。
エコカラットは、広い面積であればあるほど、調湿や脱臭の効果を実感できますが、
部屋の床面積の1/4以上をポイント貼りでも、デザイン性と機能性はプラスされることでしょう。
また、床材は、耐水性に優れ、汚れが付きにくいうえ落としやすいクッションフロアが広く普及していますが、
クッションフロアにも、目地があるものと、目地なしタイプのものがあります。
目地のあるタイプや、凹凸のあるデザインのものは、汚れを残しやすいので
掃除のしやすさをポイントとする場合は、目地なしタイプからセレクトされることをおすすめします。
まとめ
3畳洗面室のインテリアコーディネートの一例を、
3Dシミュレーションを使って、材料やつくり方の参考レシピをご紹介しました。
必要なものが適所にスッキリ収納されていて、毎日快適に使える、そんな洗面室を目指したいですね。
この記事が、みなさまの部屋づくりのどこか参考になりましたら幸いです。
※ 記事中にご紹介しました内装材やインテリア商品は、パソコン等のモニターによって
色味が実際の商品と異なる場合がございます。
ご検討される際には、カットサンプルや見本帳などで、色や質感の「現物確認」をおすすめします。